葛飾北斎の塗り絵 7 諸国瀧廻り

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諸国瀧廻り

和州吉野義経馬洗滝

葛飾北斎 諸国瀧廻り 和州吉野義経馬洗滝 

葛飾北斎 諸国瀧廻り 和州吉野義経馬洗滝 塗り絵

葛飾北斎『諸国瀧廻り 和州吉野義経馬洗滝』塗り絵  PDF

馬洗滝は、吉野(奈良県吉野町)の高滝とする見解もある。名瀑としては、あまり聞かぬ滝ではあるが、北斎は源義経が馬を洗ったという伝説にちなんで、画中に馬を洗う2人の男を描き入れているのだろう。滝は豊かな水量で蛇行しながら一気に落下し、段々状に流れるゆるやかな水流もみせて、水の変化を見事にとらえている。
『北斎クローズアップⅣ 風景画-名所絵からの昇華』

下野黒髪山きりふりの滝

葛飾北斎『下野黒髪山きりふりの滝』

Katsushika Hokusai “Waterfalls in various countries, Shimotsuke Kurokamiyama Kirifuri Falls” coloring book

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葛飾北斎『諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝』塗り絵  PDF

霧降ノ滝(栃木県日光市・今市市の境)は、華厳ノ滝、裏見ノ滝とともに日光三名瀑とされ、黒髪山(男体山の別称)の板穴川にあり、上下二段に分かれた滝で、流水が岩肌に幾筋もの白条をみせている。当時は、日光東照宮参詣の途次、多くの旅人たちはこの名瀑を見物して旅の疲れを癒したのであった。北斎は、この滝を実際より激しい流れとしてとらえており、まるで広く伸びた木の根のような表現からは、滝の轟音が聞こえてくるような錯覚を覚える。
『北斎クローズアップⅣ 風景画-名所絵からの昇華』

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